antutuベンチマーク値の実用限界を探る(Android端末)

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お疲れさまです。限界モバイラーもぶ(@genkaimob)です。
今回も、ライン超えギリギリを探求します。

ハイエンド端末は高く、ローエンド端末は安い。

お金がありあまっているなら、好きになんでも選べば良いんだけど、そーゆーわけにはいかない。
なるべく安く手に入れたい。
節約できた分で、なにか別のガジェットも手に入れたい。

だからあなたは、実用に耐える程度の性能ギリギリの端末を選ぶ必要があるのです。

ネットではどこまで許されているのか

これまでの経験上、どの程度の性能が必要かってのはなーんとなくわかるけど、いったんそれは置いといて、客観的な物差しを確認したい。

性能の判断は、メジャーなベンチマークの一つであるAnTuTuベンチマークでみていきます。

つまり、日常用途に耐えるギリギリのAnTuTuベンチマークスコアはどのくらいか。
を、探ります。

AIに聞いてみる

まずは、AIに聞くのが手っ取り早いですね。
さっそく聞いてみましょう。

スマホを買うとき、antutuベンチマークスコアは最低どのくらい必要ですか?
ゲームはできなくて良い。普段使いはできること。

引用:AIチャットくん

スマホのantutuベンチマークスコアについて、決まった最低値はありません。ただし、普段の使用に必要なスペックは、50000〜60000のスコア以上であると良いでしょう。これにより、スムーズな画面遷移やアプリケーションの起動が期待できます。また、一定程度の余裕があるので、将来的にアップデートが行われた際にも対応しやすくなります。 ただし、このスコアはあくまでも目安であり、必ずしも高いスコアのスマホが必要というわけではありません。スマホを選ぶ際には、自分の使用目的や予算に合わせて選ぶことが大切です。

ざっくりした質問だったけど、丁寧に答えてくれてびっくりしました。
しかし、それにしても5〜6万って答えには目を疑いました。桁見間違えた?と二度見しました。

情報が古いんか?とも思ったけど、そんな誤差レベルの数値じゃないですよね。
いや、案外「最低限」が条件ならこれが妥当な答えなのか?

ググってみる

AIの回答に一抹の不安を覚えたので、普通にググってみることにしました。

Q
antutuベンチマークスコアは最低どのくらい必要ですか?条件は、ゲームはできなくて良い。普段使いはできること。
A

総合スコア:約15万点〜25万点 GPUスコア:約3万点〜7万点

15万ってのは、なかなか的を得た回答でした。
なるほどー。この辺が妥当なのかな?

twitterでの感触

最後はやっぱり生の声でしょ。
ってことで、twitterでのつぶやきを漁ってみました。

※twitter引用はTwitterサービス利用規約に準拠して行っています。

うーん。いろいろ探してみたけど、こんな感じで人によってバラバラです。
考えてみたら、感じ方も使い方も違うから、そりゃそうですよね。

なので、なるべくいろんな意見を拾って、グラフにしてみました。

サンプル数=24、平均値=24.3、中央値=29でした。
サンプル数が少ないのは、古いツイートは除外したからです。

グラフをみると圧倒的に30万が多くて、これはちょっと納得しました。
やっぱり、より快適を求めるのは本能ですよね。

結論:ネットではどこまで許されたのか

感覚とかイメージとしては、30万
実際問題として現実的な答えとしては、15万

ってことかなーと思いました。
こういう境界線って、ほんとその人の感覚によるところが大きいから、絶対的な指標としては決めにくいんだなってことがわかりました。
いや、いまさらかいって感じですね。

端末メーカーはどこまでが実用的だと考えているのか

メーカーもクレームがくるものを売るわけないから、性能は日常使いができるってラインはクリアしてるはず。

だから、有名メーカーが「エントリー向け」として販売してるスマホの性能が参考になるんじゃないかなーと考えました。

早速、それぞれみてみよう。

AQUOSシリーズ

国民機AQUOS。
そのエントリーモデルといえば、wishシリーズ。
最新モデルは、wish2ですね。

引用:シャープ

wish2のAnTuTuベンチマークスコアは、およそ350,935ポイントです。
このスコアは、ネットで公開されている複数人の計測結果の平均値です。

ちなみに、7月に新モデル「AQUOS wish3」が発売されるけど、これの性能は30万点だと噂されてます。
35万点のwish2も、当時の半導体不足の影響で予定外に高性能なSoCを搭載したという事情があったから、本来30万点程度を予定していたのでしょうね。

XPERIAシリーズ

XPERIAのエントリーモデルは、Aceシリーズです。
最新は、AceIIIかな。

引用:ソニー

AceIIIのAnTuTuベンチマークスコアは、およそ289,910ポイントです。

結論:端末メーカーはどこまでが実用的と考えたのか

シャープのエントリースマホが35万点ながら、次回作は30万点とのうわさ。
ソニーのエントリースマホは、29万点弱。

てことで、メーカー側は、日常使いとしての下限を28万点あたりと考えているのではないでしょうか。

結論:antutuベンチマーク値の実用限界

多くの人が許す限界値が28万点。
そこから下、15万点までは、人によって判断が分かれるところ。
で、多くの人が許せなくなる下限が15万点。

って感じかな。
曖昧な結論になってしまいました。

まとめます。

一旦は28万点を基準として、予算や自分の忍耐度合いなどを加味して少なくとも15万点以上のスマホを探す。

って方針でどうでしょう。

え?ゲームがしたい?

まー、ゲームもしたいですよね。

一言にゲームといっても、パズドラやツムツムみたいな古典的な2Dゲームと、原神みたいな3Dゲームでは必要なスペックがダンチです。

今回は追求しないけど、多少カクついてもいいなら、AnTuTu28万点くらいあれば原神だって普通に遊べます。
もちろん、快適さを求めたらスペックは青天井でしょう。

ライト層なら、日常使いの範囲でもゲームできるってことですね。

antutuベンチマーク値の実用限界を探る意味

なぜ今回、antutuベンチマーク値の実用限界を調べたかというと、今後安いスマホを探求していくにあたって、客観的な目安が欲しかったからです。

「私自身が実はめちゃ忍耐強くて、すごい低スペ端末をピックアップしてしまった!」なんてオチがあったら怖いなーと心配したのです。

だから今回、一定の目安がわかって安心しました。
さ、これからどんどんライン超えギリギリの激安端末を探求していくぞ!

それでは、あなたにもよきモバイルライフを!
限界モバイラーもぶでした。

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